冷え性とは?
検査では異常が見られない、病気ではないにも関わらず、身体が冷えたり悪寒を感じたりする体質の事を冷え性と言い、そのタイプは4つに分けられます。
四肢末端型
体温計では正常値でも、手足の先が氷のように冷たくなるタイプです。身体を温めるためのエネルギーが不足していることが主な原因で、食事量が少ない方や運動不足の方に多く見られます。手足が冷えたまま温まりにくいため、就寝前に熱が逃げにくく寝つきが悪いと感じる方も多いタイプです。
下半身型
長時間の座りっぱなしにより、下半身の筋力低下や血管の圧迫が起こることで生じる冷えのタイプです。足のむくみも出やすく、デスクワーカーや長距離ドライバーの方に多く見られます。下半身は冷えているのに顔や頭はのぼせるという「冷えのぼせ」の状態になる方も多いのが特徴です。
内蔵型
手足は温かくても、お腹を触ると冷たく感じるタイプの冷え性です。胃腸への負担が大きく、お腹の張り・便秘・下痢などの不調が起きやすく、免疫力も低下して風邪をひきやすくなります。冷たい飲食物の摂りすぎや偏った食生活、睡眠不足による自律神経の乱れが主な原因とされています。
全身型
基礎代謝が低下し、身体の内側も外側も全体的に冷えているタイプです。平均体温が36℃以下の低体温になっている方が多く、冷えを自覚しにくいのが特徴です。代わりに、常に肌寒い・悪寒がある・風邪をひきやすい・お腹を壊しやすいなどの症状が現れやすい傾向があります。
※これらのタイプが複数ある混合型の人もいます。
統計データによって数値は異なりますが、女性では約8割、男性では約4割の方が冷え性であると回答しており、女性に多いイメージではありますが、男性にも冷え性だと感じている人が年々増えてきている傾向にあります。
冷え性により起こる身体の不調
- 肩こり
- 腰痛
- 頭痛
- 生理不順
- 肌荒れ
- 便秘
- 下痢
- 風邪をひきやすい
- 肥満(太りやすい)
- 胃痛
- 胃もたれ
- 胸やけ
- むくみ
- 耳鳴り
- 貧血
- 睡眠障害(入眠困難・中途覚醒)
冷え性が増加している
その背景
食生活の変化
冷え性の原因として、冷たい飲み物や食べ物だけでなく、栄養バランスの乱れも大きく影響しています。現代の食生活ではファストフードや加工食品を摂る機会が増え、血行を促進するために必要なビタミンやミネラルが不足しがちです。こうした栄養の偏りが、体を温める力の低下につながっています。
運動不足
在宅ワークやオンラインサービスの普及により、日常的に体を動かす機会が大幅に減っています。厚生労働省の調査では、成人の1日の目標歩数8,000歩に対し、男性は約6,793歩・女性は約5,832歩と大きく下回っています。筋肉量の低下は血液を全身に送るポンプ機能の低下につながり、冷え性を引き起こしやすくします。
ストレスや睡眠不足
ストレスや睡眠不足は、冷え性の大きな原因である自律神経の乱れを引き起こします。自律神経には、活動時に働く「交感神経」とリラックス時に働く「副交感神経」の2種類があり、このバランスが血管の収縮・拡張をコントロールしています。ストレスや睡眠不足が続くと副交感神経の働きが低下し、血管が緊張したまま血行が悪くなることで、冷えが慢性化しやすくなります。
整骨院でできること
整骨院での施術が冷え性と関わってくることと言えば、【運動不足】と【ストレスや睡眠不足】になります。
運動不足になると、筋肉の緊張やコリといったものができやすくなってしまいます。
筋肉にあるポンプ作用によって、体内を循環している血液が滞りなくめぐることができるのですが、筋肉の緊張やコリはこのポンプ作用の低下を引き起こします。
この筋肉の緊張やコリをとっていき筋ポンプ作用を正常に整えることで、血液循環を良くしていき冷え性にもアプローチしていけます。
また、痛みやコリ感があるとそれが気になってしまい、自律神経が乱れることでリラックスすることができなくなってしまいます。
それがストレスや睡眠不足に関わってきて冷え性を助長することに繋がります。
冷え性の方は痛みやコリが慢性的になってしまっていることが多くありますので、整骨院で痛みやコリを除去するための施術をしていくことで自律神経が整いやすくなり、血流が促進され、冷え性を解消していくことにも繋がっていきます。

当院、綱島はりきゅう整骨院では、症状や身体の状態に合わせて以下のような施術を行っていきます。
- 筋肉の緊張やコリをほぐすための手技療法
- 深い筋肉まで刺激を与えることができる鍼施術
- 超音波の温熱刺激を同時に加えることのできる特殊電気療法
冷え性は多くの人たちが抱えているお悩みですが、なかなか改善されていないような方によく出会います。
ただ単に寒気を感じたり身体のコリが気になりやすくなるだけでなく、免疫力が低下するなど様々な症状が出ることが多いので、少しずつでも改善していけるようにケアをしていきましょう!